つみたてNISAの商品選びで迷ったら
2018年にスタートした「つみたてNISA」。
自分も今年の7月から口座開設して実際に運用しています。
ネットの情報や関連書籍を見ると、商品(銘柄)選びの際には「信託報酬の安さ」が1つの基準として挙げられていることが多いように感じます。
*信託報酬とは、運用会社などに支払う手数料の1つです。購入者にとっては維持費にあたります。
しかし、信託報酬の価格競争が激しくなると下記のようなことが起きます。
(ふたつともインデックス型の先進国株式)
...まったく一緒ですね(^^;)
あとは目論見書や月間レポートで商品詳細を確認して好みな方を決める、と言っても初心者には専門用語ばかりでよくわかりません。
なので、類似の商品でどちらを選ぶべきか迷った際に出来ることを、投資初心者なりにお伝えしていきます!
«注意»
あくまでも投資初心者の一意見としてご参考ください。
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ここより本題です。
まずは先程の2つの商品を比較します。
自分はSBI証券で口座開設したので、SBI証券のホームページを参考画面にしています。ログインしなくても銘柄検索は可能です。
右端のところにチェックを入れて、その上にある「比較」ボタンを押すと下記の画面に変わります。
この基本情報のページを見ても、トータルリターンはほぼ一緒ですね(; ゚゚) 商品自体の存続を踏まえて純資産の大きさで決めるのもアリだと思います。
今回注目したいのは«投資指標»です。
指標は物事を比較して判断する際の目印、なので判断材料にして間違いないかと!(初心者感)
SBI証券のホームページでは、先程の画面の「基本情報」の横に並んでるメニューのひとつにあります。
eMAXIS Slim先進国株式は2017年に設定されたばかりなので3年目以降の数値はありませんが、記載項目を比べてみるとほとんど似た数値が出ていますね。
しかし、1つだけ大きく数値が離れている項目があります。
「インフォメーションレシオ」
投資初心者なので勿論ネットで用語を調べました。カタカナ用語を見ただけで拒絶反応が出るタイプなので、正直スルーしてしまうことが多いです(;´ω`)
インフォメーションレシオとは、リスクとリターンのバランスに関する指標とのこと。
数値が大きいほど、ローリスクにも関わらずハイリターンの実績があったことを示しているようです。
とりあえず、数字が大きいほど良い商品ということですね!(ざっくり)
1つ前の画像を拡大しました。
左がニッセイ外国株式で、右がeMAXIS Slim先進国株式です。ニッセイ外国株式に大きく軍配が上がっていますね。
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まとめ。
過去の実績をもとに商品選びをしたいときは、投資指標が使えますよ!というお話でした。
比較して数値に大きな差異が出ているものについて調べてみる、といった方法です。
商品選び自体は個人の好みによるものだと思っているので、今回例に挙げた商品をオススメしているわけではありません。そうなんだー、ぐらいの感想をいただければ幸いです。
最後まで読んでいただいた方には本当に感謝です。長々とお付き合いくださりありがとうございました(^^)